安威川ダム周辺整備ワークショップ

プロジェクト

安威川ダム周辺整備ワークショップ

地域に住まう人の声を設計アイデアにする

いくつかの公共事業では、利用者の声を聞くこと無く設計業者が中心となり建設をしてしまうため、施設ができても利用者がいない状況、いわゆる「ハコモノ」事業と呼ばれる公共事業が目立ちます。
安威川ダムができる茨木市北部地域には、ダムができることで住居の移動を余儀なくされた住民がいます。代々この土地に住まわれてきた方たちと共に、ダムが出来た時に自分が住まう地域の暮らしがよりよくなるような将来像を共に考えています。

ヨソモノも主体的に関わる

地元住民だけではなく、安威川ダムに興味がある人や周辺に住まわれる人を対象としたワークショップを実施しています。
地元住民は、地域の資源や魅力的な風景などを深く広く知っていることに対して、ヨソモノは、住んでいる人にとっては日常であっても、楽しめる視点を持っています。
地元とヨソモノが手を取り合い安威川ダムの将来を考えることは、地域の魅力をより高めることができると共に、地元住民だけでは解決できなかった地域課題を解決することにも繋がっていきます。
山間地区であり、高齢化が進む地区である以上、活動的なヨソモノを受け入れることは地域課題解決のひとつのキーワードとなります。

地域

大阪府茨木市安威川ダム

期間

2013-2016

担当

檀上祐樹, 池村礼乃, 厚毛佑太

業務内容

・2013年度 地元ワークショップ
・2014年度 周辺プランワークショップ

恊働先

E-DESIGN

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